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小さな桜の恋
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作詞 Liar.M |
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使いふるして寂れた言葉が
はじめて命を得たみたいに
息をした 眼をひらいた
夢みがちなあたしの幻が
はじめて世界を目にしたように
声を上げて 泣いて笑った
覚えたことのほうがずっと多いのに
初めからあることの方が少ないのに
当たり前を信じる心は
まだ未熟で まだ幼くて
この広い世界があって、そこでであって
そこで笑って 見つめあって
恋を知って、ただそれだけが
本当、幸せで
使い古して疲れた言葉が
初めて意味を持ったみたいに
あたしの中で 色をつけた
なかったもののほうがずっと多かった
あるものはもっとずっと少なかった
あったはずと信じる気持ちに
真実はきっと うそをつくの
何でもある世界があって、そこで見つけて
そこで拾って、大事にして
見失って、ただそれだけが
本当、切なくて
ただ、切なくて
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