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うわべ
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| 作詞 msy& |
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「やっと喋ったね」
無口なのは誰のせい？
思いを巡らせてはひと回り
落ち着く場所は無くて 力なく微笑む
例えば、僕がもっとこうでああだったら
今の此の距離は近付いたり遠退いたりを
繰り返して色付いていた？
泣き顔を見せた最初から、
澄まし顔で手を振る最後まで
もっともっと踏み込めたら
―なんねん？
―なんかい？
それは、それはちっとも大した事じゃなく
「いちびょう」
「いっかい」
それきりのあなたを直ぐ傍で感じられたら
逃げ出したくもあり
後ろ髪も引かれた
天秤ばかり期待していたら
少しずつ 掌から滑り落ちる様で
上辺をなぞる事ばかり 上手になった
少し離れた景色が 今を蒼く染めるけど
直ぐ臆病になってしまう
思わず呑込んだ言葉から
思わず別の景色垣間見た
それが綺麗に映るから・・・
―なんねん？
―なんかい？
それは、もしかしたら容易く消えゆくもの
「いちびょう」
「いっかい」
それきりの自分で あなたに寄り添えたら
その先も。
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