|
|
|
揚羽蝶
|
作詞 紅霞 |
|
漆黒の闇に迷い込む
見分けのつかないような
漆黒の羽を持つ揚羽蝶
またこの街を飛び回る
心に溜まった疲れを
安いビールで流し込む
でも酔いたいときに限って酔えないの
昼と夜が逆転した世界
こんな世界で
安らぎを求めることすら
間違っているの?
自分を着飾って
化粧で自分の素顔を隠す
今鏡に映るのは
もう一人の自分
夜の蝶
自由なように見せて
惨めな自分を隠しながら
漆黒の羽を持つ揚羽蝶
またこの街を飛び回る
作った笑顔は
誰かを癒すためのもの
だけど自分を癒すものは何もない
私が生きられるのはこの世界
もう外の世界には
戻ろうとすることすら
間違ってるの!
素顔を消すように
飾りつけながら変化する
さなぎから
孵化したのは
夜の蝶
漆黒の闇にしか暮らせない
光の中では飛ぶことすら出来ないの
漆黒の羽を持つ揚羽蝶
またこの街を飛び回る
|
|
|