|
|
|
愛、灰、哀。
|
作詞 U-TA |
|
愛する人の笑顔が見たくて
愛する君の声が聴きたくて
僕等が生み出した灰色の煙は
僕等の全てを 奪って行くのかな
いつの間にか僕と
君を閉じ込めてた
灰色の檻で空は狭くなってたね
代わりにと言っちゃなんだけど
ずっと君が 隣に居て でも本当に
それでいいのかな?
走ってくよ 君の元へ
走ってくよ この足で
だから 待っててよ 夜空の端が
瞼を開き始めても
走ってくよ どこまでも
走ってくよ 君の元へ
この足が 千切れ ボロボロになっても
それでも懲りない夢の欠片は
沢山の夢と涙を生んだ
僕等が作り出した理想の楽園は
見知らぬ誰かの 犠牲に乗っかって
いつの間にか僕は
君の声で笑う
セラミックに愛を囁いたりしちゃって
こんな夢にも終わりがあるなら
ずっと君が 隣に居て 何も変わらず
笑っていられるのかな?
届かないよ この声は
届かないよ この気持ちは
無機質(こんなもの)を通した飾りじゃ
君の心(こえ)は聴こえやしない
だから僕は 歌うから
君はそこで 聴いててよ
この声が 枯れて 切れ切れになっても
この愛と 消えぬ哀は
手を繋いで一緒にやってきた
僕等は 都合の良い
現実にばかり目が眩んで
見えない フリをした
背中に忍び寄る冷たい結末(おわり)を
離さないよ 君だけは
この体 朽ち果てても
終わらせないんだ 君と僕だけは
君の胸に手を当てて
聴かせてよ 隣で、さ。
街の雑踏も ノイズも無い
澄んだ空の下 君だけの愛の音を。
|
|
|