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悲哀曲
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作詞 U-TA |
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降り注いだ 夜の真ん中
佇んで泣いてたんだ
声が聞こえた 振り返ると
小さく手を振ったね
泣きそうに下唇を噛んだ表情(かお)が
僕をまた追い詰める
許されるなら君にもう一度
この手で触れたいのに
ああ ああ 今 夜が明けてく
涙を照らして 嘲笑う様に
ああ ああ この 指が触れた
記憶の中の君を 閉じ込めるよ
掻き毟った 胸は赤く
瞼の色と重なった
届きそうな 気がしたけど
小さくなっていったね
長い髪も細い指も綺麗な眼も
もう隣には居ないよ
許されるなら君にもう一度だけ
この手で触れたいんだ
ああ ああ 今 藍が明けてく
僕を残して 時間(とき)も流れて
ああ この 歌が聴こえるなら
どうか惨めな僕に もう一度だけ
まだ この 耳に残ってる
たおやかな君の 囁きが
また この 胸を締め付ける
儚い夜と朝の間に 流れた悲しい歌
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