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最初の一歩
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作詞 水月千桜 |
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羨ましげに眺めた公園で遊ぶ子供達
私だけ仲間外れ 物語の傍観者
疲れ果てた鼓動が止まる時をただ待つだけ
私だけ仲間外れ 物語は始まらない
明日になればまた一人消えていくのだろう
悲しくもない私も早く虚空に連れて行って
何も出来ない私の生きる意味なんてないのに
どうして生きるべき人が先に消えてしまうの
生きている私は 涙も流せずに
一人空を見つめて滅びを待っている
羨ましげに眺めた曖昧な日記をめくって
少しだけ寂しくなって 物語を閉じ込めた
明日になってもし私が消えたとしたら
生きる価値のない苦しみで全てを書かれるのかな
何も出来ない私は最初の一歩が怖くて
そうして自分の意志さえもいつか消えてしまった
生きている私が 残せる私のこと
いつか全てが消えても笑顔でいたいから
雨の冷たさを感じて風の行方を探して
見知らぬ世界の数だけ笑顔の数が増える
生きている私が 残せる私のこと
いつか全てが消えても残るあの笑顔
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