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オレンジの花びら
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作詞 syarin |
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懐かしい匂いが寂しくて
精一杯に鼻を摘まんだ
そしたら涙が溢れてきて
見たくもない世界に瞼を下した
単細胞の脳をフル回転
絞り出した言葉で「今日」を繋いだ
いつの日か幻になる「今日」に
あなたは優しいキスをくれた
風に吹かれて空を舞った
オレンジの花びらは季節外れ
徐々に夕陽が沈む頃
見たくもない世界は音を消した
不器用なこの音感で
モノクロの景色に色を付けた
いつの日かあなたを思い出した時
あの鼻歌の続きを歌おうよ
恋しき面影が薄れていく過程
これからの僕を強くさせるなら
そんな強がりは必要じゃない
あなたが傍にいるだけで僕は強くなれるから
空に焦がれて舞い落ちた
オレンジの花びらは季節外れ
いつの日かあなたを忘れた時
僕は知らない唄にまた出会うのかな
見えない未来を手探りで漁った
これからの僕を見つけるために
そんな僕は記憶の裏側で叫んでいる
あなたと見た花びらが今日も降り注いだ
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