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コンビニ傘
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作詞 syarin |
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猫背の僕は相変わらず歩いてる
周りの景色が怖くて視界を狭めた
気がつかないほど遠く 想ったより早く
一人で来たもんだ
空っぽの空に立ちつくした
最後のセリフを思い出しては浸った
灰色の雲がやがてガラス玉を落としてく
刺さることもなく傷つけることもなく
ただ ただ優しく心に降り注いだ
このまま全てを流してよ と小さく願った
駆け足の僕はコンビニで見つけた
空白を埋められない一人きりの傘の中
気がつかないほど凍えて 想ったより切なく
一人泣いたもんだ
君がいればもっと温度があったはず
限られた時間はまた早歩きを始め出した
灰色の雲がやがてガラス玉を落としてく
涙の色を薄めては 感情を溶かしていく
ただ ただ強がる僕はバカなんだ
このまま全てを流してよ と小さく願った
君がいればきっと会話に花が咲いた
君が隣にいればもっと夢を見れた
灰色の雲はやがて遠のいていく
地面に反射した陽の光 水溜りが写した泣き顔
ただ ただコンビニ傘を折りたたんだ
このまま歩いていこう と涙を拭いた
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