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バイバイのキス
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作詞 syarin |
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真っ暗な部屋でキスをした
重ねた頬が濡れていたのは 未来がいつだって霞んでたから
折れそうな小指を結び合った
確かな事もなく 不安な今を笑っていたいから
積み上げた浅い歴史が こんなにも二人を美しくした
だから一つのセリフさえ 両目では足りないほどの涙を写した
会いに行きたいよ できれば愛に生きたいよ
二人分で塗りつぶされた景色が いつか真っ白に染まること
震えが止まらない僕がいて 泣き声が止まない君がいる
バイバイのキスは眠れないほど痛かった
静かな部屋で夢を見た
空っぽの部屋の天井に 二人分の素敵な映像が映し出された
永遠を望むたびに寂しくなった
確かな事もなく 幸せな今を大切にしたいから
例えばお互いの夢に 行き帰りができたならば
臭いセリフも言えるのに 涙もすぐに拭えるはずなのに
会いに行きたいよ いつだって愛に生きたいよ
君の夢と僕の夢は交わることも知らず 別々の道を選んだ
いつも並べた夢なのに 小指で結んだ約束なのに
バイバイのキスは時間を止めた
会いに行きたいよ いつだって愛に生きたいよ
でももう会えないよ 二人が選んだ最後の約束だから
バイバイのキスは痛くて優しかった
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