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消しゴム
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作詞 syarin |
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世界が終わりそうな茜色の空
僕らは手を繋いで秘密の話をしてた
空白が嫌だ と駄々をこねる愛しさ
相変わらずの下手な文字で僕らは夢を綴った
書き留めたかった事 それは二人が確かにいた事
ホントは青空のような澄んだ映像で逢いたかった
消してしまうには勿体ないくらい鮮やかで
忘れてしまうには少し量が多すぎて
僕らは不安定なままこの世界を歩いていく
いつか書き足せるようにあの日のままで
世界を呑み込んでしまいそうな空
オレンジの道に咲いてる花に足を止めた
何気ない毎日が 今では恋しいほどの過去
ただの紙切れに綴ってたら いつの間にかそれは特別になった
今書き留めたい事 それはあの日々が好きだった事
ホントは青空まで響いて素敵な音で聞こえてほしかった
消してしまうにはどうしても言い訳が邪魔で
忘れてしまうには100年分の時間が欲しくて
僕らは不安定なままこの世界に跡を残していく
いつかまた会えたとき思い出し笑いができるように
逸その事全て消し去りたいけど 感情を殺してみたいけど
僕らは愛を知った生き物で いずれ悲しみを背負う生き物で
どうしようもないから また心に筆を立てておくんだ
僕ら不器用なりにこの世界を生きていく
消えることのない傷を抱えたまま歩いていく
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