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遠い春の果て
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作詞 syarin |
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空が見える教室に
聞こえてくる懐かしき春
重いアルバム開けば
美しい想い出が僕と交差する
あんなに綺麗だった君が
曇った世界で雨に打たれ汚れ
見えなくなるほど悲しくなるほど
霞んで消えていくの
順番を待てない涙が ほら
今日も溢れてくる
そして眠れない夜が また
二人の距離を遠ざけてる
何も見えない夢の中
全てを忘れてしまいたい春
あの頃の二人は脆くて
言葉の意味さへ分からず泣き笑った
あんなに綺麗だった君が
沈んだ夕陽の向こうでしゃがみこむ
愛しくなるほど哀しくなるほど
確かな影が面影に変わっていく
いつだってお月様は ほら
気まぐれに僕を照らす
僕は主役じゃないよ まず
君が住む街を美しく照らせよ
もうさよならの意味はいらない
もうそんなこと忘れた
それでも会いたくなるのは
僕の記憶が弱いから
何より君が春の向こう側で
待っている気がするから
春よ
あの頃ののように君を美しく包めよ
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