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いちょうの樹の下で
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作詞 夢月 |
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まだ私が
膝を抱え
いちょうの樹の下で
泣いていたころ
皆は笑っていたのかな?
扉を開けると 私は1人
ゆっくり歩いて 席について
皆が笑ってるのを
ただ ずっと見ていた
友達なんか いなくて
つくる気もなくなって
冷たい視線を
1人でずっと 耐えていた
私 弱かったの
泣いてる事しか出来なかったの
苦しくて 苦しくて
膝を抱えていたの
そんなにも 私の存在が邪魔なのならば
いっその事
私を殺めてほしかった
皆が刃を向けて
私を睨んで
私はそれが 痛かった
耐えきれなくなった私は
自分を壊してみた
なんだか温かさがあった
信じられる人なんて いなくて
信じる気もなくなって
いちょうの樹の下で
ずっと泣いていた
私 怖かったの
自分を壊すしかできなかったの
悲しくて 悲しくて
自分を傷つけてた
こんなにも
生きる事は苦しいものならば
いっそのこと
私を空へ葬ってほしかった
私はまた
いちょうの樹の下で泣いている・・・
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