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とある僕らの物語
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作詞 葉 |
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勇気を示すと ある男
何処かの誰かを馬鹿にした
それは響いて 重なって
やがて皆が馬鹿にした
馬鹿にされたと ある男
そんなあいつを馬鹿した
それは響いて 重なって
やがて大きな争いになった
全部むこうが悪いんだと
一人はあいつを 「英雄」といった
相手はそれに涙して
一人はあいつを 「悪魔」といった
そうやって 繰り返して 繰り返して しまえば
沢山失ったその時に また誰かの所為にするんだろう
そうやって 無くなって 無くなって しまえば
大切が消えた場所で 愚かだと共に泣けるのかな
それは駄目だと ある男
両腕を開いて立ち止まった
それは響いて 重なって
それでも誰かが傷付けた
勇気を示すと その男
傷つきながらも立ち尽くした
それは響いて 重なって
やがて皆がうつむいた
こんなはずではなかったと
一人はそっと 涙を流した
それを見た全ての人が
やがて大声で 叫び泣きだした
善悪の区別なんて 所詮僕らが決めるもので
多数決に怯えながら それでも主人公に憧れるんだ
そうやって 立ち続けて 立ち続けて いけたなら
全てを失うその前に 分かり合えてくれるんだろう
そうやって 信じあって 信じあって いけたなら
心を無くすその前に 手を取り合っていけるんだろう
価値は違えど 意味は変われど
これは僕らの物語
これは皆の物語
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