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作詞 覇魏the尉流 |
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クタクタになって帰ってきて
「おかえり」で迎えてくれる場所
とても温かくて 「ご飯まだ?」は
お決まり文句 帰れば笑顔が待っている
何のために頑張るってこのためさ
子供たちのはしゃぎ声 母さんの包丁
トントンと まな板楽器に音を奏でる
そんな音が幸せで いつも明るさ絶えないね
元気をくれるのは いつも子供
「お父さん、一緒に遊ぼうよ」
腰痛抱える痛々しさでも そんなもの
吹っ飛ばしてしまうのさ
「疲れちゃったからまた今度な」
残念そうに見つめるけど そんな一面愛らしくて
「今度お父さんとキャッチボールしよう」
喜んで飛び回る 仔馬たちは
おやすみって言葉で 安らぎをくれるんだ
一人暮らしだとありえない風景
「ただいま」って帰ってきても
何の山彦もない 聞こえるのは
かすかに聞こえる 時計が刻む寂しい時間
理想の風景さえも 絵に描いた餅
烏が鳴く声 虫のさえずり
すべてを理想に置き換えたい
寒気がするこの1LDK
どんな音も温かくもない ひっそりと
ただ虚しく響く この狭い空間が広く見えて
しまうほど 一人ぼっちの部屋なんだ
友達で埋めてしまいたいくらいに
帰ってきても 何もない
置いてきてしまった 我が家の温もり
「実家に帰ろうかな?」
取り戻したい 子供のころの想い出を
あったかいお父さんの温もりを
ひとり寂しく 何もない誕生日
おめでとうって声さえも あるのは
メールで届くおめでとう 嬉しいけれど
嬉しくない 年はいつまでも変わらない
いつの間にか ボロボロになってたね
クモの巣生えた 汚い部屋
「明日ここから引っ越ししよう」
温かいマイホーム 子供たちマイドリーム
いつか絵に描いた餅に自分がいるように・・・・
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