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銀月
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作詞 Paradox≠List |
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銀月が焦がした野性の体温
星の涙が溢れこの街を静かに濡らす
独り寝の夜にあるはずの存在探し
愛しい人の名前を心で叫んでた
もう二度と刻めぬ記憶
いつかはすべて忘れてしまうだろう
ただ一つ残るものがあるとすれば
最後の哀しみで出来た傷痕だけ
長く深い夜は海のようで
光のない闇に溺れそうになる
何度も見えた後ろ姿に手を伸ばしても
その背中までの距離が遠くて触れられない
今すぐに何も語らない時を壊してしまいたい
窓から見上げた孤独の銀月
星の数だけ空から雫が舞い落ちる
濡れたのはアスファルトじゃなく
出逢った頃に宿った心の灯
二人分の温もりが一つ消えた瞬間
想い出の足跡が儚く途切れた
理由さえ聴けぬまま未知の世界へ
叶わぬ約束果たせず現実を憎んだ
長く暗い夜は森のようで
出口を探せど迷うばかり
面影追いかけ張り裂けそうな声で叫んでも
振り返ることなく目の前から薄れて行く
今すぐに無情過ぎる時を忘れてしまいたい
長く深い夜は海のようで
光のない闇に溺れそうになる
何度も見えた後ろ姿に手を伸ばしても
その背中までの距離が遠くて触れられない
今すぐに何も語らない時を壊してしまいたい
何度季節を越えたって
この傷痕は消えないだろう
ただ浮かんだままの銀月が
この街を照らしてた
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