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午前零時十二分
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作詞 みつばちなっつ |
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昔ママが言ってたの
甘い果実の楽園に
実っていたのは林檎だけ
アダムとイヴに憧れて
目を瞑って噛じってみた
昔ママが言ってたの
蝶々は蜘蛛を愛してた
見取っていたのは林檎だけ
アダムとイヴになりたくて
羽を広げて踊ってみた
林檎は嘲笑う
蝶々を見て嘲笑うの
きっと解っていたのね
きっと気付いていたのね
蝶々は叫ぶ
"行かないで"と叫ぶの
蜘蛛に向かって
そうよ 蜘蛛に向かって…
黒いドレスを身に纏い
葡萄酒片手に語りましょう
女は強いけど弱い生き物なの
林檎は嘲笑う
蝶々を見て嘲笑うの
きっと解っていたのね
きっと気付いていたのね
蜘蛛はもういない
別の蝶々を探しに行ったの
優しく抱いてくれたのも
甘い接吻をされたのも
嘘か真実かも解らない
昔ママが言ってたの
「蝶々だった頃のお話…」
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