|
 |
|
友達以上、恋人以上。
|
作詞 ひかる |
|
「話をしようよ」
受話器越しに聞こえたその声に
誰よりも愛しい君に近づこうと そっと耳寄せる
カーテンの隙間から
光が差し込んだ午前0時
君と今日を迎えられるんだねって 笑みが零れた
先に謝っておくよ
やっぱ僕は僕が1番好きなんだ
世界で一番君が大事だなんて 言えない
もう一度謝っておくよ
僕はとてもズルイ人間だから
君を離そうともしないんだ …ごめん
分からなくなる
ずっと君と一緒にいたいって思うけど
愛するっていうことが分からなくて 泣きたくなった
たとえば僕と君が結ばれたとして
その先には一体何が残るの?
君を愛したってこと?
君を傷つけたってこと?
どっちも嫌だなあ
僕は君とのことを思い出にしたくないんだ
僕にとって愛って言葉は重過ぎる
だけど君との間で生まれた
楽しさと 嬉しさと 悲しみと 苦しみと あと君と 僕とで
これからも歩いていけたらいいな
…なんて思う僕を許してくれるかい?
最後に言っておくよ
君が僕じゃない誰かを好きなったら
絶対幸せになるんだよ 約束だよ
そうしたら僕もきっと分かる気がするから
――叶わない愛の意味を。
|
|
|