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絡まる糸
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作詞 有真澪 |
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突き放された指先と触れあう
時も追われる度 足を速めた
壊れた視線が向けたのは絶歴
安堵の生活などあるのか――――問うても
天使を信じた無垢な願いも焼き払われ
最早私に残っているのは復讐だけ
聞こえるならば応えて、でも応えない
会話のない唇など必要ないから
失っても欠片だけは守っていたいから
だからこそ生を受け入れる事が出来ないんだ
適当に笑っておけばいいなんて
夢も妄想の度 首を傾け
歪んだ空間が捻じ曲げた運命
遠き日々はもう沈んだ―――事実
選ばれた右腕を翳して光消して
けれど隙間から入るのは赤き灯火
聞こえるならば応えて、でも応えない
会話のない唇など必要ないから
失っても欠片だけは守っていたいから
だからこそ生を受け入れる事が出来ないんだ
あるべき姿を見せて、けれどできない
夢を夢として終わらせる事ができるのか?
問いは水面に沈んでこないからこそ
誰かが優しく掬ってあげないといけないんだ
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