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疑問
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作詞 Megmeg |
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音もなく近付くその影は
偶然じゃないかと
誰もが信じ疑いもせず
通り過ぎるのを待つ
それは同じことを繰り返す
癖のようなもので
知らず知らず自ら選んで
手繰り寄せてしまう
どうしてだろう どうしてだろうと
疑問の中で何か見失う 何か見失う
そこにある幸や不幸は
どこからともなく湧いてはこない
心のどこかで知っているのに
気付かない振りを今日も
また繰り返す
慣れた不安に浸っていれば
新しい不安より
人は何故か立ち止まっては
安心するらしい
誰も幸せになることを
求めるのではなく
とりあえず不幸にならないように
頑張り続けている
どうしてだろう どうしてだろうと
疑問の中で何か見失う 何か見失う
新しい不安を知ることは
重い扉を開くことに似て
知っている不安の中では
変わらない結果にまた
溜め息をつく
そこにある幸や不幸は
どこからともなく湧いてはこない
心のどこかで知っているのに
気付かない振りを今日も
また繰り返す
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