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残響
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作詞 鮫 |
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ひびいてるわ 貴方が
鼓膜のその向こう
風の叫びより 春か遠くへ
ただよう
残されたのは穴のあいた空と私だけ
冗談じゃないわ
貴方なくして息もできない私を
知っているでしょう
ホントウ 身勝手で我侭で
それでも炎は揺れているのよ
可笑しな話ね
ひびいてるわ 貴方が
胸をかきむしって
耳元の吐息 それよりも今
熱を欲しているのはここなの
ただよう 髪に消し去られたい
知らされたのは穴のあいた貴方と真実
冗談じゃないわ
黒く染まっていくカーペットでさえも
夢のようでしょう
ホントは 優しくて綺麗な人
それでもいつかは死んじゃうの
笑い話ね
ひびいてるわ 貴方が
鼓膜を突き破って
風の悲鳴より 遥か彼方へ
ただ貴方だけが恋しい ただよって
その残響に溺れたい
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