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いっぽ
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作詞 ヴィヴィー |
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時計の針は休むことを知らない
君と過ごした時間はココロの中で繰りかえしている
休むことを知らないココロの記憶
無造作に残された熱い何か
頭の中で何度も何度も繰り返される
その度、胸に感じる微かな痛み
何かを失って何かが始まる
今はただただ失っていく温もりを感じているだけ
君の足はもう歩き出している
開きはじめたそのキョリを
埋めようと動き出しても追いつけないんだ
振り返りはしない後姿がどんどん遠くなってゆく
ゆっくりと霧のなかに消えてゆく
立ち止まったこの場所を見渡してみると
地球のほんのほんの僅かなキョリを走っただけだと気付いたんだ
必死にがむしゃらに追いかけた君の姿は見失ったけど
この星の広さに今気付いたよ
これから新たな道を進み始めて
立ち止まらず歩き続けたとしても、
この星のすべてを見ることはできないだろう
だけど進み続ければ新しい景色が見えてくるはず
昨日まで見えなかった何かが見えてくるはず
人と人は出会いと別れを繰り返す
そこでしか経験できなかったこと
その人とでしか体験できなかったこと
人それぞれ、それぞれの記憶を残していく
失って傷ついたこの記憶も
これから積もってく記憶の山のほんのほんの小さな1部でしかないんだ
ゆっくりでいいから一歩を踏み出そう
その一歩に、人が生きる意味ってものがあるはずだから
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