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数式
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| 作詞 ぽたま |
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黒板に並べられた いくつもの数式
そんなのより 僕とあの子を繋ぐ方程式が欲しい
イコールなんていう棒線じゃ きっと足りないけど
その棒線がすごい大事なんだって 最近気付いた
僕は僕でしかないけど 繋がっていたいのは事実
「僕＝君」なんて ありえない数式だろ？
白い文字で書かれてくんだ 色んな記号使ってさ
例えばあのXが僕だとしたら あの周りの色は何？
僕を飾る為の道具なら そんなのいらないよ
XYってなってて Yが君だとしたら 話は別だけど
何だかんだ言って やっぱ数学嫌いだけど
あ 数学も嫌いだけど 何てったってあの先生 かなり苦手
夏の日の授業 ほんと暑くてやる気しない
でも書かないと指されるんだ それだけは勘弁
あの先生が イコールを赤で書いて 重要って言った
何だ 子供心わかってんじゃん それ赤い糸ならぬ赤い棒線
ただの黒い板なのに 色が 夢が 広がってくんだ
ああ 相変わらず文字小さくて ここからじゃ見えないよ
それ僕に解けっていうんだろ そりゃひどい話だね
数式は簡単に解けるのに あの子の心の鍵は解けはしない
例えばさ 今まで一緒にここまで来た奴らが
ずっと昔から繋がってたとしたら それを数式にしたい
そしたらさ 離れることないだろ？ これから先 ずっと
恐いんだ 誰かの手を離すのが
もう離したくないんだ この手で掴んだものすべて
なくそうとしないだけって 笑われた記憶がある
いいよ別に 繋がってたいって それだけのことだから
僕それだけで 生きていける気さえするよ
誰かと繋がってるだけで 走れる気がするよ
その為の数式を あの先生から教わろう
嫌いだけど苦手だけど 数式見つける旅に出よう
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