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贖罪
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作詞 †病猫† |
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隙間から、世界
覗くのは罪かしら?
純白のステージに、絡み合う肢体
月光は冴え冴えと、照らし出す罪
貴方達の蜜事、邪魔する気はないの
目が離せないだけ
貴方達の矜持、崩す気はないの
ただ、浮かぶ嘲笑は許して頂戴?
だって、あまりに滑稽だから
衝動が刃
握るのは罪かしら?
鈍色の金属に、跳ね返る閃光
黒い眼は爛々と、歪む私映して
貴方達の恋情、否定する気はないの
許せないだけ
貴方達の幸福、壊す気はないの
ただ、少しだけの報復を頂戴?
だって、あまりに惨めだから
笑み象る唇
勝者の艶
甘く滲む声
縋り付く白い指
重ねられた肌
振り乱す黒髪
冴え冴えと月光
純白の波
握り締める手のひら
戦慄く唇
涙、枯れ果てて
胸の奥、やけに疼く
滞る、熱さ
全ての後に、
それが、
痛みだったと、知ったわ
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