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ありがとう
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| 作詞 ナナシロ |
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恋に破れるたび 身体中にヒビが入ってて
とりあえず絆創膏を貼って
誤魔化してきました
自分を見失うたび 度の強い眼鏡をかけて
伸びた前髪で顔を隠し
誤魔化してきました
蜉蝣みたいに朝から夜までが一生なら
もっと大事に出来るのかな 今を
ああ 私は人間だから そんな風にはならないけれど
人間で良かった
貴方にこんなに触れたくて こんなに愛しくて
こんなにぎゅっとしたくて こんなに恋してるから
人間で良かった そう思うの
鱗が剥がれるたび 化粧を直し直しして
「素顔は一人のときだけ」と
誤魔化してきました
涙が堰を切るたび 部屋の隅で俯いたまま
必死に心で栓をして
誤魔化してきました
揚羽のように自由に空へと飛び立てるなら
今すぐにでも貴方のところへ行くわ
ああ 私は人間だから そんなことは出来ないけれど
人間で良かった
貴方がこんなに恋しくて こんなに切なくて
弾けそうなくらい好きなの
貴方にこんなに触れたくて こんなに愛しくて
こんなにぎゅっとしたくて こんなに恋してるから
人間で良かった そう思うの 本当よ
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