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Not Sympathy
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作詞 ж怜哉ж |
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君はもう曇り空の中にいて
誰かの言葉をなぞってる
夏服が夕日に透けても
何も語ってくれないんだね
嘘つきは傷つきながらも
茂みの中に心を隠す
僕もまた同じように
誰かの言葉に身を委ねる
“繋いだ手と手の温もりは
忘れかけた時だけでいい
あり余るほどの幸せは零れるだけだから”
確かに素敵な恋だけど
大切な何かがよく見えない
フェードアウトしていくのは
出逢った頃の淡い記憶
君がくれた飴玉はとても甘い味でした
遠い街まで自転車を飛ばしてた
互いの鼓動を数えながら
あんなに寄り添っていたのにね
君の心まで覗けなかった
君はどんな景色を見ていた?
どんな風に僕を見ていた?
君もまた同じように僕に問いかけてたかな?
本当は弱い二人なのに
必死に何かを守っていた
クライマックスはいつだって
酷く美化され綴られる
鋭く尖った優しさを胸に秘めて
そうだね
確かに素敵な恋だけど
大切な何かがよく見えない
クライマックスはいつだって
ほろ甘い痛みで心を抉る
本当は弱い二人なのに
必死に何かを守っていた
フェードアウトしていくのは
綺麗なまんまの想い出
僕ら錆びついた鍵を渡せる日まで
さようなら さようなら
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