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名もない戦士の最後の決闘
作詞 Little By Little
「笑わせるなよお前が俺に勝てるわけないだろ?」
「昔の俺はお前の足元にも及んでなかっただが今は違う!」
「何が違うんだよ?」

決闘なんて白か黒でしかない
張り詰めた空気を剣が切り裂いた
空気が切れたというよりは 空間が切れたように
二人の剣はそれほどに強い思いをまとっていた
一太刀、二太刀剣を振るう
それを俺の剣が受け止める
目の前のお前はあの頃とは違う?
ふん 出会ったときにすでに分ったさ
お前の目は何か光をはなっていたからな
だがこうせずにはいられなかった
俺とお前が対峙すればそこには戦いの風しか吹かない
大切なものを背負ってもいいさ
苦しいものを背負ってもいいさ
お前の覚悟が大きなものならば
人の苦しみごと背負ってやれよ
だがひとつだけ言おうか
「俺もお前と同じほど お前以上に譲れないものがあるんだよ」
決闘はどちらか一方しか受け付けない
勝者のみが自分の主張を貫けるそんな世界だ
俺は俺を貫くために負けじと剣を振る
お前もそうだろう 自分のために剣を振っているのか?
それならまだお前は俺には勝てない!
太刀筋を変えて一閃した
血が噴き出した 剣が落ちて弱弱しく空気を切り裂く
「そうか それがお前の覚悟か
なめてたよ くそっ」
お前の顔を見上げるのが俺だとは…
お前はそのまま歩き去る
「俺の分まで…」
その背中にそういいかけて地に伏した
生きるのは勝者のみ敗者は去るのみ
そんな言葉があったっけな
吹き付ける風が冷たく感じた 目の前が狭く暗くなっていく
なぁ空ってこんなに狭いんだな
名もない戦士は最後に誰にも聞こえない声でこういった
「俺の分まで背負ってくれよ」
ある旅人が腰にさしてある剣を盗っていく
名もない戦士は語らない その剣に秘めた思いの強さを

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歌詞タイトル 名もない戦士の最後の決闘
公開日 2008/10/16
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 背負う物ってなんでしょうね。
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