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愛すること
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作詞 ASADA |
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血に飢えた野獣のごとく
激しく互いを求め合い
美しく燃えて
そして悲しく火傷する
雨が連射される銃弾のように
止めどなく振り続け
白い花が
妖艶に紅に染まる
亜麻色の池の水面に
静かにボンヤリと
蒼い三日月の姿が映って
今宵目眩がしてきた
バラが体に巻きついた少女が
古びたピアノでおもむろに
ソナチネを弾き始めた
その音色に涙が頬をつたった
Sadness is already dirty…
古い映画館の見知らぬ映画に出てきた
林檎の色が忘れられなくて
時々に夢に出てくるのは
赤色に空が染まった世界
サヨウナラの歌を奏でるのは
白い髪の老人
まるで全てを
悟りきったような面(つら)で
魂がさまようさびしげな街で
ガラスの靴と白い帽子を落としていった
あの見知らぬ人は
風と共に消え去った
Sadness is already dirty…
「愛すること」の本当の意味を語り合おう
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