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Je vous remercie
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作詞 雫石大空 |
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沈黙の朝 淡々と降る雨に何かを感じて
少し急いで 家を出る
その雨は あなたの降らせた雨だったんですね
行き着く先には あなたが居て
僕は何も云わずに あなたを見てたよ
ただただ 降り続けた雨と
どうして、あなたなの…?
どうして、神様はあなたを選んだの…?
色んな思い出には あなたが絡んで
未だ残る温もりの頬に 手を添えて
白くなった眠る頬に 手を添えて
笑った様にも見える顔に 手を合わせて 願いを込めて
瞼の裏に溜まった涙を堪え
僕は笑顔でお別れします
感謝してるから
僕も他人の哀しむ顔を見るのは
嫌いだから
他の人にそんな顔
見せたくないから
感謝を込めた笑顔でサヨナラ、Je vous remercie
出逢った春に 何も感じなくて
皆の事が 分からなくて
自分の事さえ 分からなくて
馴れ始めた夏には 楽しくなって
知らなかったことも 教えてくれた
ゆっくり 時を進めながら
どうして、時は早いの…?
どうして、別れが近付くと好きになれるの…?
長く感じてたものが 短く感じて
バラバラになる皆の顔を 少しずつ眺めて
変わってしまう皆の場所を ずっと眺めて
皆で作ったものを しっかり眺めて 願いを込めて
僕は笑顔で此処を離れます
感謝してるから
離れていてもずっと
感謝しているから
仲間に哀しみを
見せたくないから
感謝を込めた笑顔でまた会おう、Je vous remercie
肝心なことを 伝えられなくて…
幾つもの悔いが 今右手に
幾つもの感謝が 今左手に
握られているのです
永遠に
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