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Tears
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作詞 千亜希 |
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ねぇ 覚えていますか
思い出せるのですか
あの時 笑い合った過去を
アルバムにずっと 残したかった
春の風に背中を押されて
夏の空に未来図残した
秋の光に言の葉照らして
冬の月に願い事呟いた
どんな季節も いつも
隣にいたのは あなたでした
いつの間にかそれが
あたしの“当たり前”になってしまって
“当たり前”から抜け出せなくなった
ねぇ 本当ですか
嘘じゃないのですか
事実を突きつけられた現実が
消えてしまえばいいと思った
北の花に本音を告げてみて
南の鳥に質問してみた
東の雲に何度も叫んで
西の星に想いを託した
どの方向にも ずっと
瞳に映るのは あなたでした
いつの間にかそれを
あたしの“日常”と決めつけて
その“日常”に縛られてしまった
ねぇ 嘘だと言って
本当なんて言わないで
決まってしまった未来を
壊してしまいたいと思った
ゆっくりと 離れてく
全てを背負った背中を
見つめてた 溜めてた涙が
零れてしまいそうになったの
Tears 見せない Tears 流さない
心に決めていたはずなのに
最後の最後で 溢れ出してきた
“行かないで”と言いたい
二人の間に
架けられた橋 たった一つの
それが崩れ もう渡れない
あの頃の記憶を 二人で 並んで
振り返ることは出来ないの…?
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