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マネキン
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作詞 るぎり |
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誰も迎えにこない暗い部屋の中で
傍にあるものはロープと汚れた刃物
傍にいてくれるのは 僕より小さい兎ちゃん
自分を傷つけはしないと 誓ったはずなのに
寂しさと辛さに負けて僕はまた傷つけた
ただの我侭だと知っていても
甘えたくて 縋りたくて
愛してほしくて 受け止めてほしくて
傍にいてほしくて でもそれはないものねだり
薄汚れた兎をまた何処か遠くに放り投げた
すると兎は小さな赤い目で僕を見つめて 血を流した
受け止めてほしかったのに傍には誰もいなくて
ただ寂しさと孤独の中で 埋もれていった
このまま動けなくなるのとない愛を探すのは動けなくなった方がいいと望んだ
また見捨てられた僕は愚痴るけれど
それを聞く人にも見捨てられ兎に愚痴りました
どれだけ問いかけても 返事をしない兎ちゃん
涙が止まらないその目は ただなにもない所を見つめて
貴方は僕じゃない人を愛してそれが許せないの
僕だけを見て?最低な事を望んだ
苦しくて 気持ちが悪い
愛してくれない こんな僕だからかな
マネキンのように もう動きたくないから
薄汚れた兎は無表情でただ僕を見つめている
そんな哀れな目で見つめないで 兎の首締めた
僕が好きだと言ったら貴方は困るでしょう
だから言えないの 我慢してる
部屋一面に広がった僕の血液は貴方を思って流した欲望ともうない希望と愛
痛みだす身体をよじらせて 消える事を恐れるのに
僕は自ら闇を選んだ誰も止めてはくれない
今でもちょっとだけ信じてるの
貴方が迎えに きてくれる事
手を差し伸べて はやくはやく
兎を拾い上げて 一緒に手を差し伸べてるから
薄汚れた兎をまた何処か遠くに放り投げた
すると兎は小さな赤い目で僕を見つめて 血を流した
受け止めてほしかったのに傍には誰もいなくて
ただ寂しさと孤独の中で 埋もれていった
このまま動けなくなるのとない愛を探すのは動けなくなった方がいいと望んだ
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