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仄明るい泡の中から
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作詞 ぎぶ |
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枕に顔をうずめて
湿った頬を触ってみたけど
まだ温かいよ まだ生きてるよ
のうのうと 家畜のように
この夜が終われば
次の朝が来るだろう
一眠りすれば
僕の心は整って
平穏な一日が
また 始まるのだろう
心が離れてゆくよ
この世界から 置き去りにされてゆく
寂しさには とっくに気付いていた
ただ どうすればいいのか わからなかった
自分を信じていいのだろうか
ようこそ 孤独の世界へ
みんな あなたを歓迎します
あなた一人だけの世界へ ようこそ
窓の外に見える あの人々は
なぜ あんなに満ち足りた顔をしているの
きっと 人の心は見えないから
中には取り繕っている人もいるのだろう
少し近付きたくなったよ
あの世界へ 君がいるその場所へ
踏み出すのは怖いけど 構わない
この恐怖ごと持っていくよ
海の中へ 飛び込む
息が止まるだろうし 目も開けられそうにない
泳ぎ方はわからないし 死ぬものと思っていた
息ができる 目を開けてみた
泳がなくても 生きていける
孤独なはずの僕の心が
僕を包んで 守ってくれる
美しい青(マリンブルー)の世界で
僕はしばらく浮かんでいよう
この広い世界のどこへ行こうか
航海計画を考えるから
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