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機械人形
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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朝 白い泡のなかで目が覚めた
油まみれの四角い空
ここは君の思想が行き着く場所
そんな錯覚で
元々は白だった灰色に
傘をたてる子供たち
千切れたテープの向こう側
宗教みたいな笑顔
花に埋れた
愛しているよ その歪んだ哲学も
僕には偉大すぎるけど
浮かんだ身体にまぎれて
どこまでも行けるから
都市が行進している
古いレコードの音に沿って
多彩な森に食べられていく
とある仮説が寝返りを打つ
「有り触れた希望、
有り触れた心、
裸のまま大人になれたら」
朝 白い泡のなかで目が覚めた
忘れ去られたモナリザと
いつもの残酷な風景が広がっていく
そんな錯覚で
君はいつも正しい嘘をついたね
寝息は遂には聞こえなくなったけど
僕は君の正しい嘘を
何度も繰り返す
何度も、
何度も、
繰り返す
愛しているよ その歪んだ哲学も
僕には偉大すぎるけど
愛しているよ あの不遜な迷信も
すでに理解が及ばなくても
呪文みたいな囁きだけ
僕に教えて
それだけ
僕に教えて
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