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現人類
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| 作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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最初から最後まで夢を見せといて
寝静まっているうちに 物語を始めたら
救いようのない人を救う
ピースサインを描く戦闘機
僕らの先祖は花束を投げた
あのサイコロの出目は必然性を催して
神様の筋書き通りに 人類は生きたんだ
世界規模のパーティは続く
太陽は巨大なミラーボールになり
小さな駒たちは踊らされていた
対をなす思想を並べて
「無かったことに、無かったことに」
恨みあう身体を抱いて
「無かったことに、無かったことに」
五つの輪っかをくぐり抜ける銃弾
神話に飲み込まれた海沿いの街
地下鉄のホーム 偽善の粉をばら撒いて
頭から血を流した おかしな話だ
放射能とオリンピック
支援物資とマスメディア
性病とクリスマス
平和のための戦争
戦争のための平和
神様が嘘をついた おかしな話だ
対をなす思想を並べて
「無かったことに、無かったことに」
恨みあう身体を抱いて
「無かったことに、無かったことに」
傷付いた兵士を讃えて
「無かったことに、無かったことに」
喧嘩する口をふさいで
「愛するように、愛するように」
歴史がリセットされたら
眠い頬を打って
はじめまして、君の知らなかった出来事
知らなくて良かった出来事
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