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現在青春
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作詞 Aqua |
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こんなにも穏やかで変わらない毎日に
突然、春のごとく現れた君が簡単に吹き飛ばした
君を思う毎日が本当に苦しくて楽しかった
2年の春、初めて同じクラスになった君に
恥ずかしいけど、一目惚れで見た目だけじゃなく
君にしかない雰囲気がとても気に入って
気が付くと君を目で追っていた。
時は過ぎ行き何も言えないままクラス替えの日
僕はただ、ただ、一緒になることを祈ってた
このときほど、緊張するのは今までなかった。
張り出された紙を見て、自分の名前を確認すると、
なぞるように君の名前を探した。
確認し終わるとただ、呆然と立ち尽くした。
今までの想いが無駄になったような気がしたあの日
メールをしてても話が続かず、想いを伝えようとはしなかった。
巡る巡る時は、残酷でものすごいスピードで駆け抜けた
時たま、廊下で見る君の姿、笑顔がこんなにも
近くにいるのに遠くで感じて・・・
けど、ただそれだけで良かった。ただそれだけで・・・
そんな日々の中で僕らは受験という名の何かに追われるようになり
いつの間にか勉強だけが頭を巡りどこかで君を忘れていた
そんな自分に嫌気がさしてきたのを今でも忘れない。
卒業の日やっと旅立てるのが嬉しくてどこか淋しくて
前日僕はある決意をした。想いを伝えようと
君を呼び出した。ただ率直に言葉を告げた
いきなりのことに戸惑った君の顔もとても愛しくて
「明日、卒業式で!!」別れを告げた僕には満面の笑みで、
卒業式で流すはずだった涙が溢れてた。
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