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才色顕示のパステルライフ
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作詞 c.n |
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自分ひとりの力で何かを起こせるような
そんな思いあがりはいつの間に失くした?
気付けば僕は時間に飼いならされ
振り向けば不安と後悔がぽつりぽつり
当たり前のように流れる人ごみの中で
立ち止まる僕にすれ違う人がこう言う
「お前は一体どこを見てるんだ?」
誰か他人の力でぶち壊されたと嘆いた頃も
無様にも今となってはただの思い出
気付かぬうちに僕は他人に飼いならされ
俯けば悔し涙がぽとりぽとり
声を荒げる場所も失くした世界の中で
どこからとも無く笑い声が聞こえる
「口をつぐんで何を祈る?」
神様は綺麗な道なんて作れやしないのだから
その姿は思うままに描き換えてやれ
その木偶人形は不細工に微笑むけれど
君を笑いはしないだろうから
溶け落ちる夜に迷い込んだこの世界は
ただの夢? やはり現実か
目覚めた時に触れた涙の跡は
一体何を意味するのだろう
筆も絵の具も代わりのキャンバスも
今はその手の中 何を恐れる?
いっそ未来も自由に描き殴れ
いびつなパステルカラーは春風に踊り
世界は君の中で鮮やかに動き出す
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