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ノストラダムスの憂鬱
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作詞 ムメイ |
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綺麗な空をぐるりと回って
手をつなぎながら輪を描いた
これで世界が終わっても
正直僕にはどうでもよかった
夜中ベッドに揺らされて
深い深い層をつたった
この手がはなれたら僕はバラバラになるのだろう
指でアスファルトを傷つけながら
この手が壊れてもまだぬくもりを求めるのだろう
音を立てて割れていく破片の向こうで
何も見えない真っ暗闇でたたずむ君に
目を見開いて口を開けて
もしもそんな最後がまっていたら
僕は一体何を思って
その目口を閉じてやるのだろう
大きな現実にゆられて
深い深い愛を知った
この手がはなれたら僕はすぐに手を掴むだろう
指の周りに絆創膏はまかないよ
この手が壊れることは絶対にないとわかるから
僕が握った温もりをあなたはいつか忘れるだろう
でも僕は冷たい手を握ってやるよ
あなたが目口を開いて涙をながすよりも
となりで微笑むように涙を流してほしいから
世界が音を立てて割れていくその向こうに
綺麗な空の下で見たものがあるといいな
手をつないで輪を描いている
僕とあなたがみえたらいいな
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