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作詞 缶く・ろう |
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ある時突然僕の後を付いて来る僕は消えうせて
変わりに言い知れぬ不安が付きまとう
「此処ハ何処?」
「僕ハ誰?」
呼んでも返らぬ 声
辿りだす僕の歩いた道
暗い路地裏、白い病室、狭い空
僕は裸足のまま
何を失った?
時計は廻り僕の後をまた僕が這いずり回る
肩からぶら下がった悲しみが絡みつく
「此処ハ何処?」
「僕ハ何?」
呼んでは掠れる 声
辿りだす君の面影残る道
高い屋上、花瓶の花達、広い空
僕は裸足のまま
君を失った
僕の身体はレールの上で揺られ
色を亡くした街を流れ出す
暗い路地裏、白い病室、狭い空
高い屋上、花瓶の花達、広い空
僕は裸足のまま
君を喪った道を
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