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。。少し長めのマフラーが欲しい。。
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作詞 5243 |
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風はまだ冷たいけれど 日差しは暖かくなってきた
外を歩く時 マフラーはもう要らないかもね
だけど僕は外さずにいるんだ 幸せな夢を見るから
僕と君との距離を このマフラーが埋めるから
雨が降ればいいのにな もっと近くにいけるから
そう願うといつもすぐに 優しい雨が降った
傘を差して僕は 君の肩を抱き寄せた
この傘小さすぎたかな 僕の肩が少しはみ出した
濡れた右肩よりも 君と触れる左肩の暖かさが
昼の日差しより 熱い缶コーヒーよりも暖かかった
時間が過ぎ雨がやんで 君は用事があるという
駅まで送るよという僕に 近いからいいよと君は言った
少しでもいいから長く 君と一緒にいたいんだ
この一歩 一秒でいいから一緒にいたいんだ
君を見送った帰り道 雲は過ぎ去り太陽が顔を出した
濡れた所は冷たいけど 湿気があるから さっきより熱いな
マフラーを外して 厚手の上着を一枚脱いだ
上着を丸めて腕に抱え 片手でもう一度マフラーを巻いた
うまく巻けなかったけど そんなのどうだっていいんだ
風が暖かくなってきて マフラーはもう要らないかもね
去年のクリスマスの夜に 君からもらったものだから
ずっとずっと大事に 大切に身に着けているんだから
夢から目覚めた僕 ベッドの横にはマフラーが
首に巻いたらぴったりだった 少し長いのが欲しいと思った
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