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3cmの糸
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作詞 *蘭華* |
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灰色の曇り空 寂しげに見上げながら
君はさよならの言葉を呟いた
それはとても陰湿で愛しさでもあり 悲しさでもあるという事
一応の物語で終わりたくなかった
※いっその事 忘れてしまえばいいのに
君を想う事さえも 赦されぬのならば
淡い夢と化してほしい
頬を伝うこの涙を 誰か嘘だと言ってくれ
静かに時だけが流れ行くままに流れ去って
僕の元には置手紙と 片方の手袋しか残っていなくて
あの日 部屋から出て行った君
紫色と紅色を背景にして
震える肩を 隠しながら・・・。
※いっその事 忘れてしまえばいいのに
君を想う事さえも 赦されぬのならば
淡い夢と化してほしい
頬を伝うこの涙を 誰か嘘だと言ってくれ
焦がれる想い あの夜空にどこかに似ていて
悲しい気分に染まった
星は見えなくて 雲も途切れ途切れに浮かんでいて
だけど 月はとても綺麗
あの夜空を 君は見ているのかな?
この世界から 僕の声君に繋がるかな?
いつかまた 君に逢えるかな?
―そうだね。
寂しい 悲しい 物語だったけれど
世界はきっと 轟いている
星はきっと 輝いている
僕等はずっと 繋がっている
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