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In The Sea
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作詞 sheath |
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水底に、沈んでた
長い間、ずっと一人で
夢に見たのは、柔らかな微笑みと温もり
もう、諦めていた
願うだけ無駄だと
でも君は笑って、僕に手を差し伸べた
与えられたのに、信じられなくて、
不安で、怖くて、拒絶した
振り払われた手を、それでも、幾度も君は伸ばして
いつのまにか、僕の心はそこにあった
浮上する、深海から
眼の覚めるブルー、大きく息を吸う
与えられた陽の光、微笑み、温もり
もう大丈夫だと笑う君がいるから、
僕は少し、泣いてしまった
暗く冷たい、深海の果て
それでも僕は生きていた
氷と闇の世界で、僕は一人生きてきた
涙なんていらない
そんなもの不必要
泣いたってどうにもならない、でも君は泣いた
声も出さずに、君は泣いていた
『どうして』と僕は問いかける
『哀して愛しいから』抱きしめられて、初めて
やっと気付いた、涙のあり方
沈没した、深海では
流した涙は、水に溶けていった
気付けなかっただけ、僕だって泣いていた
もう大丈夫だと泣く君がいるから、
僕は少し、微笑んでみた
この海は暗過ぎる
生きているのかも分からなくなる
手を握っていて
これからまた、海に沈むとしても
君がいるなら
僕は大丈夫
浮上する、深海から
眼の覚めるブルー、大きく息を吸う
与えられた陽の光、微笑み、温もり
もう大丈夫だと笑う君がいるから、
僕は少し、泣いてしまった
君がいるから、僕は少し、泣いてしまった
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