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プロキオン
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作詞 ROST CAT |
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寒くて震えそうな僕の右手と対照的な君の頬
「星が綺麗だね」という君の声はきっと
僕の耳に入る前に白い吐息で消えたんだ
四季の中の一つなのに進展しないのはなぜだろう
大勢の流星群に願いかけるよりも
偶然視界に入ってきた流れ星に願いをかけたい
一緒にいた人を忘れないのに
この幸せを忘れてしまうのはなぜ
右手の温かさに気づいたのは
冬が過ぎてからでは遅いから
今日限りの夜でしか味わえないブランチだけど
陽が落ちるのは早いってことは知っていた筈なのに
川に沿って帰る子供達見て悲しくなった
もう既に喉が潰れてる、かすれた声で笑った
2ヵ月後は春が来るのに乗り遅れる予感が絶えない
見ると切なくなるって理由つけてきたけど
本当は例えばあの星が二度と見れない気がしてたから
涙した記憶は焼き付いているのに
笑ってた覚えがないのはなぜだろう
右手の温かさが保温になるのを
さえぎるために言葉を繋がなくちゃ
今晩限りの君にしか見せたことない笑顔だったけど
僕には解る。恒星なんて
きっと誰かから光も愛ももらってるんだ
絶対独りじゃ生きていけない
紅い炎見せるプロミネンスも
紅い頬、えくぼで笑う君も
明日の記憶に賭けてみないかい
一緒にいた人を忘れないのに
あの幸せを忘れてしまうのはなぜ
定規では測れない愛だって
仮定を基に照明が照らすんだから
あぁ そして
君の黒い涙は星になるんだ
僕の想いも星になるのだろう
1等星にはこいぬ座が在って
その隣には君がいるはずなんだ
昆晩限りの君にしか見せたことない笑顔だったけど
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