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Last Tensye
作詞 春日,璃杏
綺麗な幻想を
今まで何度も夢に見た
穢れた世界で
心地悪い目覚めを迎えた
眩しい朝日は
乱反射して狂い咲き
濃く白い霧は
霞んだそれをより濁らせる

厭わしいほど
社会の汚れを知り尽くし
嫌と言うほど
世界の歪みを目の当たりにし
それでもまだ
こんなものを視ろと言うのですか
綺麗な宝石は
夢の中にしかなかったのに

小綺麗な世界が見苦しい
至高の香を漂わせ
粗末なベールで覆い隠す
荒く輝くガラス玉
乱反射した光を穢す
霞んだままのガラス玉
宝石には遠く及ばない

この躰どうせ
ガラス細工の出来損ない
金剛石の心は
霞が罹って目に曇る
たたき割って
ガラスの檻は息苦しいから
綺麗な幻想に
永遠に固く閉じこめて
宝石の奥深く
綺麗に昇華したいから
瞳覆い隠して
忘我の境に浸らせて

所詮この世は
ガラス細工の吹き溜まり
宝石には到底及ばないの

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル Last Tensye
公開日 2007/09/15
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 宝石が好きなので書いていたらこんなになってしまいました。

気に行ってくれたら幸いです。
春日,璃杏さんの情報













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