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ユ・ユー
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作詞 少年アリス |
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僕は犬なんだ それも割かし頭の良いやつ
鼻は利くし 足は速いし 新聞だって取ってくるけど
僕は犬だから あまりそうやって 期待して見ないで
そう そのまま
午後一番乗り 公園の芝生 君はベンチから駆け回る僕を見てる
日没には行きつけの桟橋で 工場の煙を眺めて
僕は犬なのに 人間の声が言葉となって刺さる
トイレが上手に出来なくても 「捨てたい」なんて言わないでほしい
半開きのドア 漏れるリビングの明かり 引き返した
暗い廊下を
せいかつひ きょういくひ ようふくだい どうとくしん
体温
海岸線 消える足跡 波風が遠吠えを遮った
ああ、そこにいたんだ 砂浜を走って その腕に抱き留められる
僕は犬だった 撫でられたら尻尾を振り返すんだ
「血筋が良い」 「毛並みが良い」 顔のない人 人だらけ
あなたは何処
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