|
|
|
チューインガム
|
作詞 ひみ |
|
いつもクチャクチャと
チューインガム噛んでる
こんなふざけたヤツなんか
キライだと
思っていた。
かっこ悪いと
思ってたから。
だけどオマエは
俺が辛いとき
俺が苦しいとき
ただ
チューインガムくれたよな。
ただ
そばでチューインガム噛んでたよな。
何故だかそれが
温かくて
いつもは五月蝿いだけの
チューインガムを噛む音が
何故だか
心地よくて
泣けてきた。
やっと
そのチューインガムの音に
慣れてきたのに
やっとそのチューインガムのにおいが
好きになれたのに
どうしてオマエは
居なくなる?
もうオマエの
チューインガム噛む音は
ずっとずっとこの先も
聴けなくなるのか
そう思うと悲しいから
俺は今
オマエが噛んでたチューインガムを買って
一人で歌ってる
遠くのオマエに
チューインガムの歌
届けてる。
|
|
|