|
|
|
証拠
|
作詞 蒼李 |
|
星が綺麗だったあの夜
月に照らされた君の横顔が淋しくて
無謀に口から放り出された言葉ですら
思い出せなくて
寒がりな君は
隣で僕が歌うと よく笑った
そんな話しは 今じゃ只の昔話
隣に住むあの人は
星が輝くのは涙を流しているから
だと 静かに嘆いた
あれ
を無くしてしまってから どれ程が経ったのか
自分じゃ思い出せなかった
それも只の昔話
人間はそうだ
何かを手に入れる度に 何かを失うんだ
完璧な嘘だ
自分の涙だけじゃ足りないから
だから捜し物なんてみつからない
一つの部屋
カーテンも窓も全部閉め切って
夢の続きが見たくて ちっぽけなその手を
左の胸に当ててみた…
怖がりな君は
僕が手を握ると涙を流した
そんな話しも
今じゃ只の昔話
人間ってなんだ
落とした何かが見つからないんだ
完全な嘘だ
自分の足だけじゃ辿り着けないから
人間はそうだ
何かを養えば 何かを失うんだ
完璧な夢だ
だから捜し物の
アナタをいつか見つけ出すから
|
|
|