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フラット
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作詞 志癒 |
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冷えた風
届かなくなった木星
遠くから聞こえた子供の泣き声すら幻か
暗がる陽
閉じていった出口
まばたきさえ邪魔くさいこの時の理由
欲望で溢れる僕の両手で容易く解ける謎なんて
何処を探したってある訳がないのさ
「待っていて」そう言う君の笑顔も
僕の呼吸を詰まらせるものだと気付いて
弱すぎる自分に少し泣いたよ
細い指
見えなくなった架橋
君が倒れそうになればすぐに抱き締めるから
叫んでは投げ返すような僕への焦燥など
世界は無意味だと知らないのさ
止まって一度振り返るような行為も
虚言夢を見続けることも全て此処から消して
走り去りたかったんだよ
欲望で溢れる僕の両手で容易く解ける謎なんて
何処を探したってある訳がないのさ
「待っていて」そう言う君の笑顔も
僕の呼吸を詰まらせるものだと気付いて
弱すぎる自分に少し泣いたよ
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