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路上に佇む猫は風に髭を揺らして歌を歌う
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作詞 水澄 |
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路上に佇む猫は風に髭を揺らして歌を歌う
楽しい歌 悲しい歌 愛の歌 自分の歌
路上に佇む猫は風に髭を揺らして歌を歌う
勝利の歌 敗北の歌 真実の歌 欺\瞞の歌
遠い未来の奇跡でも
近い将来の奇跡でも
この歌が風に流れて誰かに受け継がれると思いながら
猫の本当の願いを伝えることができるのは
僕ではなく他の誰かなのでしょう
冷め切った風はどこか優しくて
僕の髪と猫の髭を揺らす
膨らんだ温もりを 少しばかり 猫に預けよう
悲しい僕の耳に入る風には
懐かしいメロディーが載っていて
それは楽しく優しく愛がある
勝利の喜びと敗北の悔しさを
真実を求めるための愚かな欺\瞞で隠された
それを聞いたときに猫の後姿を思い出したのは
僕だけじゃないはずだ
猫の本当の願いを伝えることができるのは
他の誰でもなく僕だけなのでしょう
暖かな風は猫とどこか似ていて
僕の髪を静かに寂しく揺らす
膨らんだ温もりを 誰に預けようか
それはまたの機会に
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