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寂し狩り
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作詞 紫電 |
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秋に翳りの音が鳴る
枯れ葉が道に 積み重なって
命を繰り返す
緑を減らして 少しずつ赤を足してく
急かすように 鮮やかになるから
寂し狩りに出かけよう
紅葉は すぐに散ってしまう
寂し狩りに出かけよう
涙は いつか涸れてしまう
飽きが来るその前に去る
短い季節 追い剥ぐように
景色を変えていく
形を揺らして 少しずつ壊し始める
もう間もなく ばらばらになるから
寂し狩りに出かけよう
記憶が 薄れていく前に
寂し狩りに出かけよう
何かが 萎びていく前に
秋の終わりの夢を見る
確かな赤も やがて色褪せ
僕らも変わってく
寂し狩りに出かけよう
紅葉は すぐに散ってしまう
寂し狩りに出かけよう
涙は いつか涸れてしまう
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