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光の季節
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作詞 ミチル満希 |
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闇の中で 君の声だけが
盲目な世界の どこからか聞こえた
待ち遠しく両手差し伸べる
掴むのは月灯り よく似た幻影
花はすり抜けて 足元へ落ちるの
僕の季節より 寒い空の下
君が笑っているなら 泣いて居場所教えて
迎えにはいけないけれど
抱きしめたいんだ
惹かれあった右手左手
いくらでも握り返すよ
君が 光で消えてしまっても
闇から救い出したい
「 早く会いたい 胸が痛みます 」
僕の背中を呼び泣く声は 風のように身近に
耳をふさぎ 遠くへ逃げ出す
卑怯な僕を許してください
明日が見えない時間が増えてゆく
柔らかい季節は終焉を歌って
姿消した希望は 小さな陰を残す
「さよなら」誰もが口ずさむ言葉が苦しい
日の当たる住人 それが僕の選択
体にも心にも世界にも 君だけがいない
僕らは戻れない 気付いてしまった時から
季節は凍てつきはじめる
儚い虫の音に 君の笑顔を重ねて
後悔の海に 侵されてる背中
僕は会いに行きたい
朧月の夜に
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