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月日が経ってみても
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作詞 とむ |
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アジア系の小物屋さんとか
変な動きのかき氷屋さんとか
突然降って来た雨とか
それに負けなかった花火とか
寄り添った身体とか
迷った手とか
嬉しそうな顔とか
全然ない胸とか
善くも悪くも鮮明な想い出は
今も頭に残ってる
涙の数だけ強くなれりゃ
今の俺に敵はないけど
弱くなるだけだよ 戻りたいだけだよ
求めなくて良かった答えと想いは混じらず
つまらない顔して タバコ吸ってるよ
空気と吐く息も上手いこと混じらないもので
目につく物は多くて 鼻につく物も多いけど
何も手に付かないよ
あそこの居酒屋とか
近くのバーとか
塩辛いポテトフライとか
ぐだぐたの別れ際とか
ドタキャンとか
合わないスケジュールとか
合わない目線とか
元彼とか
貰ったクッキーの入ってた皿は
今も同じ場所にしまってある
変わってしまったモノは
いったいなんだったろうな
何も変わりはしないよ 僕自身だけが
時の流れにおいてきぼりだ
タバコの火の向こう 小さな蜃気楼
多分それと同じ 小さな幻
気にすることもない 単なる一つの区切り
見つかることもない 単なる一つの難問
愛でることもない 単なる一つの想い出
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